幸せって

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ウソ!キス! 息は…していいの? 止めておくの? どっち? いろいろ考えていたら触れてた唇が離れた。 「あのさぁ、そう言う時って…息止めてる…の?」 口に出したものの、何か恥ずかしくて少しもごっとしてしまった。 あたしは上目遣いで幸輔の様子をうかがった。 「もっかいしてみる?今度は息してみな。」 あたしが頷くと幸輔は微笑んであたしに近づいてきた。 今度はさっきとは違い、優しく何度も重ね合わせた。 こういうのって、好きな人とするもんだなぁって実感した。
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