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昼休みになり幸輔を引っ張り出し廊下へ出た。
廊下の窓枠に肘をついて話した。
「あんた、昨日のことみんなに言ってないでしょうね。」
「朝も言っただろ。お前オレのこと信じられない訳?」
「あんた昨日笑ってたから。」
あたしは拗ねたようにプイっと横を向いた。
幸輔が話してないのは分かってだけど、悔しくて念のため聞いてみた。
「おーい、お前ら飯食うぞ。」
教室から大声で叫んでる、蓮を見ると手招きをしていた。
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