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あたしが手を引っ張ったことに気付き足を止めてくれた。
やっぱりあたしの声聞こえなかったんだ。
「どうした?」
幸輔は振り返りあたしを見下ろした。
幸輔の元カノは?
いいのかなぁ、話し途中だったし。
「あの子、よかったの?」
「いいんだよ。勘違いされたくないし。」
あぁ!
元カノにあたしのこと勘違いされたくないんだ。
幸輔はまだ彼女のこと…
あたしが気付いてれば帰ったのに。
「ごめん、気が利かなくって。」
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