デート

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ドンドンと、入り口の扉を叩く音がした。 ゆっくり目をやると 「図書室行くんだろ。早く行くぞ。」 幸輔が手招きをしていた。 「えっ!」 「あたしらも一緒に行くから。」 春菜はあたしの横に鞄を持って立っていた。 あたしが春菜の顔を見ると、ニコニコと笑顔であたしの肩に手を置いた。 「俺も、彼女とのデート断って行くんだからなぁ。」
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