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女性に顔を赤らめさせるほどカッコイイ水沢くんは何であたしと一緒にって思ったんだろう。
考えれば考えるほど分からない。
あたし達が入ってきたことに気が付いた水沢くんは手を振った。
水沢くんは窓側に座っていた。
今日はよく晴れた日で、彼に穏やかな日が差していた。
穏やかな日差しに柔らかく包み込まれている彼の姿を見ると、彼が本当はすごくいい人じゃないかって思わされた。
彼の席に着くと
「随分とまぁ、賑やかだなぁ。」
水沢くんはそう言うと隣の椅子をトントンと叩きあたしを見た。
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