デート

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視線を幸輔達に戻すと、火花がバチバチ聞こえそうな空気が流れていた。 「お前、こんな時間だしそろそろ彼女に会わなくていいのか?」 幸輔は机にノートと教科書を広げながら水沢くんに話していた。 「心配しなくてもいいよ。俺、最近別れたから。 だからフリー。だから紗季ちゃんとデートしたかったんだけどな。」 水沢くんはあたしに視線を向け、微笑んだ。
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