第3章 星の塔

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いろいろな所を歩いていると小さな小部屋にたどり着いた。 そこには弓矢が置かれていた。 「これ使えないかな?」 厚志が持ってきた矢の先には布が巻かれていた。 あそこには壁に松明があった。 「使えるかも!」 私達は急いでさっきの場所まで走った。 矢は3本、失敗すればもう封印を解くことはできない。 私は1本の矢の先に火をつけて先にあるろうそくに狙いをつけた。 パシン 矢は見事なほどに遠くに飛んでいった。 もちろんろうそくに当たらずに… 「あと2本…」 「華菜、リラックスだ!」 私は厚志の言葉に頷くと2本目の矢に火をつけた。 きちんと狙いをつけて矢を飛ばした。 ボッ うまくかすれてろうそくに火が灯った。 すると上の方から音がした。 ゴゴゴゴゴ… 私達は封印されていた扉の前に来ると扉は開けられていた。 私達が部屋に入ると周りにはたくさんの本があった。 「すごい、これ全部魔導書かな?」 「うわぁ…」 私も厚志も驚きで開いた口が塞がらなかった。 ズシン 大きな音に振り返るとそこには大きなモンスターがいた。
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