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すごい勢いでピザを食べてるマスターに
「マスター、女ってなんで面倒くさいんですかね~?」
ブグッッ!!
「――げほげほっ…」
「大丈夫か~、ほら水;
どーしたんだ宗治?もしかして、ほっぺたの子か?(笑)」
むせるマスターを介抱しながら、オーナーがニヤニヤと俺を見る。
復活したマスターが口を拭きながら聞いてきた
「………あぁ~ビックリした;
ほっぺたって?」
「ビンタされたんです…」
2人に彼女とのことを話した。
「そっか~、何考えてるかわからない…ねぇ」
マスターが呟き、オーナーが
「宗治はマメぢゃないしな」
うっ…;
確かにあまり連絡くれないと不満を言われることが多い。
でも、メールや電話は好きぢゃないし、だからといって毎日会うとかも絶対ムリ…;
「カフェだけど、夜の仕事だから彼女も不安になるんぢゃないのかな?」
マスターがそぅ言って話し続ける
「自分の知らないとこで、知らない女の子と笑顔で話して…
あまり連絡もない、会ってくれないぢゃ~
そぅ言われても仕方ないよ。」
オーナーもウンウンと頷いている
ゔぅ…;
「確かにマメぢゃないですけど、好きな気持ちはあるんですよ!」
マスターはニッコリ笑うと
「口や行動で示さないと気持ちは伝わらないよ♪」
「………面倒くさい;」
俺がボソ…っと言うと、オーナーは笑いながら
「宗治はまだまだ子供だな(笑)」
2人はうなだれてる俺を見て更に笑っている
はぁ~…、マメ男ねぇ。
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