step1

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こんなにリズム感の無いやつ久しぶりに見たな~; 「晴日……。運動音痴だろ?」 「良くご存知で;(笑)」 笑ってる場合ぢゃねーだろッッ …と、突っ込みたいが、女には優しくが俺のモットーなので 「シェイカー持って、俺と同じ動きしてみて?」 そぅ優しく言って、俺を手本に一緒に振らせた……が… ――ゴスッッ!! 「出だしからズレてんじゃねーよ!;」 シェイカーを晴日の脳天目掛けて振り降ろした。 普段、女にはこんな事しないが、あまりの鈍くささに素が出てしまった; 「…って、痛い!チョー痛いんですけど!?(涙)」 涙目で抗議してくる晴日 子供みたいだな…と、少し可愛く思った時。 外からこちらを見てる人物が視界に入った 「あっ、高志さん!」 グリーンのスタッフの高志だったので手を振った。 「高志?」 晴日も気づき入り口に向かう 「高志、こんなとこで何やってんの?」 「ヒマだから散歩してた」 ?高志さんが散歩? 首を傾げてるとチラッと俺を見るとすぐに晴日見て 「楽しそうだな」 その行動に少し違和感を感じた 「うん、オーナー良い人だし楽しいよ♪ あっ、今ね宗治にシェイカー教えてもらってたんだ」 ……ちょっと待て; 「良い人の中に俺がいなかったんだけど… ってか、高志さん! 晴日ありえないくらいリズム感無いんですよ!?」 「宗治、見たら分かるだろ?」 いたずらっぽく言う高志さんは、やっぱり雰囲気がいつもと違う… そぅ思っていたら、お客さんらしき女の子が来たので仕事に戻った。 外を振り返ると 「―ッッ!?」 は…晴日の頭をコツン!? ありえない…あんな高志さん; .
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