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オレンジを出ると、少し先に晴日見つけた。
追いついて声をかけよぅとすると急に振り返ってきた
「「うわッッ!?;」」
「ビックリした~;
人の背後で何してんの?」
それはこっちのセリフだ!
「声かけよーとしたら、そっちが急に振り向いたんぢゃん;」
「はっ!?ナンパ?」
誰がこんなとこでナンパするかよ……天然か?
激しくツッコミたいが、ナチュラルに返そう。
「なにが悲しくて晴日をナンパしなきゃならないんだよ」
晴日は微妙な表情をしながら
「あたしに用があったの?」
「オーナーが、俺と帰る方向が同じみたいだって言ってたから」
「そーなんだ。
あ、でも今からグリーンのマスターに仕事の報告しに行こうかな?って…」
グリーン?
それを聞いて、いつもと違う雰囲気で晴日に接していた高志さんを思い出した。
なんか気になったから…
「グリーンだったら、俺もひさびさに行こうかな♪」
「ほんと!ぢゃあ一緒にレッツゴー♪」
晴日はそぅ言って、俺の背中を押して歩きだした。
こいつ精神年齢崩壊してないか?;
俺は振り返りながら
「………晴日、言葉のチョイス古い」
「失礼な、そんなこと無いよ!
ってか、宗治って何才?」
そぅ言いながら俺の横に並ぶ
「25だよ、グリーンの和真と同級生♪」
「えっ!?和真って25才だったんだ;
もっと若いかと思った。」
「知らなかったんだ?ちなみに高志さんは27でオーナーは38だよ!」
「改めて年齢を聞いたこと無かったからなぁ~…」
晴日が関心しているところでグリーンムーンに着いた。
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