step1

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オレンジを出ると、少し先に晴日見つけた。 追いついて声をかけよぅとすると急に振り返ってきた 「「うわッッ!?;」」 「ビックリした~; 人の背後で何してんの?」 それはこっちのセリフだ! 「声かけよーとしたら、そっちが急に振り向いたんぢゃん;」 「はっ!?ナンパ?」 誰がこんなとこでナンパするかよ……天然か? 激しくツッコミたいが、ナチュラルに返そう。 「なにが悲しくて晴日をナンパしなきゃならないんだよ」 晴日は微妙な表情をしながら 「あたしに用があったの?」 「オーナーが、俺と帰る方向が同じみたいだって言ってたから」 「そーなんだ。 あ、でも今からグリーンのマスターに仕事の報告しに行こうかな?って…」 グリーン? それを聞いて、いつもと違う雰囲気で晴日に接していた高志さんを思い出した。 なんか気になったから… 「グリーンだったら、俺もひさびさに行こうかな♪」 「ほんと!ぢゃあ一緒にレッツゴー♪」 晴日はそぅ言って、俺の背中を押して歩きだした。 こいつ精神年齢崩壊してないか?; 俺は振り返りながら 「………晴日、言葉のチョイス古い」 「失礼な、そんなこと無いよ! ってか、宗治って何才?」 そぅ言いながら俺の横に並ぶ 「25だよ、グリーンの和真と同級生♪」 「えっ!?和真って25才だったんだ; もっと若いかと思った。」 「知らなかったんだ?ちなみに高志さんは27でオーナーは38だよ!」 「改めて年齢を聞いたこと無かったからなぁ~…」 晴日が関心しているところでグリーンムーンに着いた。
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