黄丹

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「だからね、犬や猫も同じで、飼うんなら責任を持たないといけない。 生命に責任を持たないと、飼えないんだ。 可愛いだけじゃ、だめなんだ。 その子が生きるために、必要なことをしてあげないといけない。 お水やごはん、お散歩はもちろん、お薬や注射に連れていかないといけない時もある。 その子が病気したり、おじいちゃんやおばあちゃんになっても変わらず愛してあげないといけない。 うんちやおしっこの後片付けだってあるんだぞ。 茜が、優しくて頑張りやさんなのは、パパもよく知ってる。だけどね、生命は簡単じゃないんだ。 茜が、もうちょっと大きくなって、責任を持って飼えるようになったら飼ったらいい。な?」
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