0人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
横目であいつを盗み見ると
まだばつが悪そうな顔をしていた
仕方がない、
あんまり好きではないけど
こうするしかない
私は最後の一口を水で流し込むと
龍之介を抱きしめた
そして軽く口づけたあとに
押し倒した
普通なら男のこいつから
そうするんだろうけど
私が拒むからあいつからはこない
「朱夏?」
あいつは少し戸惑いながら
私の名前を呼ぶ
「いいよ、今日は。」
その後は全部龍之介に任せる
実際こんなの好きではないから
ノリ気でない
最初のコメントを投稿しよう!