仲が良いのも考えもの

3/3
前へ
/43ページ
次へ
「まったく…仕事してるのかと思ったのに…」 「すまん…かわいい麗があの鼻布とじゃれてるのみたらムラムラしちゃって」 「やばい…葵さんて相当重症だったんだね」 頬を染める葵に対して、げっそりするルキ。 戒は興味がないようで自分の持ち場に戻っていった 「まールキも見てみ。玲流でいいか」 「は?」 「ほれ」 出された画面を抵抗感たっぷりに見始めるルキ。 最初は嫌そうな顔をしていたのに、少し経つと顔を赤らめたりにやけたりしはじめた。 「中々だろ?」 「ちょっと今いいとこだから黙って」 黙々と読むルキと、一緒になって真剣に読み出す葵。 距離はかなり近い 「…『ルキ、愛してる』」 「葵さん、声に出さないで」 「葵さんがルキとイチャイチャしてる…」 「げ。まじだ…ルキの浮気者!」 「ひどいよー。戒くんもそう思うでしょ!?」 「…あー、うん。そうだね」 (一生やってろこの馬鹿どもが) 今日もガゼットは平和です .
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

49人が本棚に入れています
本棚に追加