お嫁にしなさいっ

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「は?」 珍しく集合場所に一番乗りしていたれいたを見て固まるルキ。 「どーよこれ、似合う?」 待ってましたとばかりにれいたが指差すのは、ツートンカラーの髪の毛 「は?は?」 れいたの頭をセットが崩れるのも気にせずにかき回し、どうやら混乱した様子のルキ 「え、似合わねぇ?」 あからさまにしゅんとするれいた と、それを見て焦るルキ。 「いや、そうじゃない…けど」 「けど?」 「…それ、嫁カラーじゃん!淳子@れいたの嫁じゃん!」 興奮した様子でふーふー言うルキ 「あー…」 「あー、じゃねぇ!ばかれいた!淳子の旦那にでもなんでもなりやがれ!」 プイッとそっぽを向くルキの肩を抱き、つぶやく 「ルキちゃん、妬いてやんの」 「…な、ちがうっ!ばーか!」 「れいたね、妬かれるの分かっててあの髪にしたんだよ実は」 「あー、そうなの?バカップルか。おっさん殴りたいなぁ」 「爆発したらいいのになー」 おわれ!
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