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と言う様な疑問まで浮かんできてしまう。
即答して良い筈の問い掛けに即答出来ず固まったまま、少し小さな考えを循環らした。
「俺は即答できないくらい間違えなのか正解なのか解らなくなってきてる…だから」
ジュシュとアシュトンは矧のだからの後の言葉を固唾を飲みながら待った。
勿論破砂喜も。
「……………答えが見つかる迄貴様等に着いて行こう。
ただし、俺の答えが出次第、旅を離脱する可能性も考慮しておいて貰う、それが最低条件だ。」
「解った。
おりゃその条件を喫もう。ただし、離脱する際恩賜に着いて行こうとするのもおりゃ達の勝手じゃ。」
くくッと喉を圧す様な小さな笑い声を上げれば、ジュシュの答えが思い描いていた通りのモノだったのか、その顔に楽しげな笑みを浮かべていた。
「そりゃ、勿論着いて来よう来なかろうが貴様等の勝手だ。
俺には関係ないな。」
「矧さんが行くなら俺も行く!!」
「破砂喜も行くんか?多分だけども辛くなる事必須じゃよ?」
「矧さんが行くから着いてく、どンなに辛くても俺は矧さんと一緒に居る」
制止をしようと、やんわりとした声をジュシュが掛けると、破砂喜は頭を振ると、意志の強い声音で拒否した
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