別れ・出逢い(プロローグ)

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矧さんは俺のだ。」 「んだ?若造が偉そうに。」 嫌々々言い争うなし。 俺は誰のでもねぇし。 てか相次オタオタしてねぇで助けろよ。 等と矧は心の中で騒ぎながら硬直している。 「あのさ、闇と光は対だから、二人必要なんじゃないのかのぅ?」 何的外れな事謂ってんだこの糞野郎ッ!! ブチッと、何かがキレる音が一瞬響いた。 ゴスッ、ゴキッと謂う鈍い音が後に続く様に連なった様に響いた。 すると、破紗喜は座り込むと顎を抑え、アシュトンは、腹を抑えしゃがみ込んだ。 「「いっだぁーッ!!」」 「一度死ね貴様等。」 青筋が浮きだって居る顔で二人を見下ろすと、ジュシュの方に逃げて行った。 「貴様の説は当たっている。が、場違いな時に謂うんじゃねぇ。」 「スマンのぉ。」 苦笑を浮かべたまま軽く頭を下げたジュシュ。 「まぁ、良いや。相次等湖に埋めて…そういや貴様等どこの奴だ?」 「おりゃか?おりゃはジュシュ・ルイーハ謂ってのぅ。湾の民じゃが。恩賜は?」 「俺は、アシュトン、アシュトン・レーダシン。秦の出だ。兄さんは?」 「…、龍崎矧だ。直ぐそこの村、翰の者だ」 「矧さんが謂うなら俺もー同じく、翰の移住民。款劉
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