脱走

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〈ノアの方舟:部屋〉 ロード「ふーう!」 風「キャッ!ロードさん。どうしたの?」 ロード「風が寂しそうだったから。」 風「!ばれました?」 ロード「うん。アレン達と会って、何かあった?」 風「迷惑なの!って、言っちゃった。わざとじゃないのに……。」 ロード「……本心じゃないなら、謝ろうよ。」 風「え?けど。」 ロード「大丈夫、僕が適当に千年公に仕事とかを、させてもらうように言うから。それで、謝れば良いんだよ。」 風「ロードさん……有り難う。」 ロード「まあ、風は一応一番下だから…、甘やかし過ぎか……。(ボソッ)」 風「?」 ロード「何でも無いよ。じゃあ、行くね。」 風「うん。有り難う。」 ロード「うん。(パタン)」 風「……私は。」 ティキ「よう、風。」 風「あ、ティキさん。」 ティキ「お前ロードに何を頼んだんだ?」 風「え?何も頼んでませんが。」 ティキ「そうか。なら良いが、やけにロードが機嫌が良かったから。」 風「あははは。(苦笑いをし/さっきの話でアレンに会えるからかな?)」 ティキ「まあ、俺はお前がいれば…。」 風「?私がいれば?」 ティキ「はっ!気にしないでくれ。」 風「う、うん。」 ティキ「なら良かった。(あぶねえー。)」 __
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