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〈教団:入り口〉
神田「何だあれ!わざわざ来たってのに!」
ラビ「ユウ、落ち着くさ。」
アレン「そうですよ。ですが…、何であんな事を言ったのでしょう?」
ラビ「そうさ。」
神田「何だって良いだろ。あいつが迷惑だって言うなら。」
アレン「神田。あの後聞こえてきた歌声は…、風の歌声だと思うんです。」
神田「あの女の?」
アレン「はい。僕は風を信じます。」
ラビ「アレンが信じるなら、俺も信じるさー。」
アレン「ラビ。」
神田「仕方ねえな。」
不知火「なーに突っ立てんだ入り口で。しかも堂々と。」
アレン「不知火!」
ラビ「良く聞くさ。」
神田「実はな……と言う事何だ。」
不知火「何だそう言う事か。」
ラビ「そう言う事かって。」
不知火「風はな、お前達がこれ以上傷付かないように、そう言ったんだ。本心ではない。」
神田「そうだろうが。」
不知火「じゃあ、少しは信じろ。風を、ノアの家族も。」
アレン「はい。」
ラ/神「ああ。」
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