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「きゃっ」
短く悲鳴を上げると、メイコはすくみあがった。
それに対し、興奮でおかしくなった変態仮面は、両手を広げて言う。
「だいじょうぶ、安心して、私の胸に飛び込むんだ」
ああ、もちろんメイコはにげだした。
4歩ほど、混乱の足踏みをしてから、悲鳴を上げつつ、玄関へと一目散。
一方、変態仮面は3秒ほどあごに手を当てて思案した後、決心したように顔を上げた。
なにを思ったのだろうか。
彼女の追跡を開始した。
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