魅惑のタイツと逃走もやし

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弟は、姉のタイツを、着用していた。 もうバッチリはいちゃっていたのである。 なんか黒いタイツの下に、うっすらと肌の色が透けて見えるあたりが、あかん。 いやもう行為自体がキモイのだが、何よりも股間わずかにもっこりしているのが、激キモイ。 しかしまりもっこりには到底及ばない、もっこり具合だった。 このショックを真に知ることができるのは、姉だけだろう。 ああ、我々にはうかがい知ることのできない衝撃だったはずだ。 バッターーーン。 姉は棒のように直立したまま、背中から倒れた。 両肩の前に、手をパーの形でひらいている。 さらに口をあんぐり開け、ぐるりと白目をむき、体をびくびくと痙攣させていた。 それは、それはなんとも哀れな姿だった……ちょっと涙が出てきた(泣)
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