運命の出会い

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「村の所々が凍り付いてる・・・!」 ジェイスは村を見回して、呟いた。 「ジェイス!マリル!無事で良かった!」 中年の女性が近付いて来た。 「お母さん!」 「無事で良かった!俺もマリルも心配してたんだ!」 「おや?そちらのお嬢さんは?」 女性はリペアに気が付いた。 「初めまして、私はリペア・ローラルと申します」 「これはこれはご丁寧に・・・私はルイス・アドレイヴ・・・この二人の母親さ!」 「母さん!彼女、リペアは旅をしてて今晩泊まる宿が無いらしいから、家で泊めても良いか?」 「良いよ!食事は大勢の方が楽しいしね!リペアちゃん、泊まっていき!」 「何から何まで有難うございます!」 リペアはアドレイヴ家に泊まる事になった。 「お兄ちゃん、リペアさんが話があるって・・・」 夕食後、マリルがジェイスに言った。
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