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≪逃がしはしない・・・お前にはあの姫を引き寄せる駒となってもらう・・・≫
「!?」
謎の声が聞こえ、アルフは立ち止まり、周囲を見回した。
≪ドスッ!≫
「グッ・・・!」
≪ドサッ・・・≫
アルフは背後から鳩尾され、気絶した。
≪これで良い・・・≫
男は気絶したアルフを抱え上げ、遺跡の奥に消えて行った。その様子を物陰から見ている者が一人いた。
「着いたぜ!此処は遺跡の街、ログガードだ!」
数分後、三人は街に足を踏み入れた。
「じゃあ、早速アルフさんについて情報収集だね!」
マリルが言った時・・・
「名前は分からないけど、貴方達が探してる人なら郊外にある遺跡の最奥部にいるわよ」
見知らぬ女性が三人に教えた。
「有難うございます!」
「じゃあ、行こうぜ!」
三人が遺跡の方に足を進めた時・・・
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