運命の出会い

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「ごめんなさい・・・アルフ・・・さっきは取り乱したりして・・・」 エレメントの遺産が眠る地下室の前で正気を取り戻したリペアはアルフに謝った。 「良いんだ・・・俺の今の使命は貴女を守る事なのだから・・・さあ、目的の物を手に入れて早く城から出よう、リペア・・・」 「ええ・・・!」 二人は中に入り、エレメントの遺産を運び出した。 「さあ、外へ出ましょう!」 「ええ・・・この八本の剣に選ばれた者達を探さなくては・・・!」 リペアが頷いて、言った時、八本の剣のうち、二本が輝いた。 「何・・・!?もしかして、今輝いてるのって私達が持ち主と言う事なの?」 「ダメ元で試してみよう・・・リペア・・・」 二人は輝く剣の柄を握った。 「力が溢れてくる・・・私達は選ばれたのね・・・」 「急いで外に出よう!」 アルフが急かした。
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