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「ええ・・・幸いこの地下道には外へ出るルートも確保されてるわ!そのルートを使いましょ、アルフ!」
「分かった!」
数分後、二人は何とか外に出る事が出来た。
「何とか外に出られたわね、アルフ」
「いや・・・気を付けろ、リペア・・・敵意を持った黒龍が襲って来る・・・!」
黒龍は一歩ずつリペアとアルフの元に近付いて来た。
「此処でやられる訳にはいかない!駆け巡れ、デルタレイ!!」
リペアが黒龍に攻撃した。すると・・・
≪ギャオオオ―!≫
黒龍は飛び上がり、羽根で突風を生み出した。
「リペア―!!」
「アルフ―!!」
二人はバラバラに吹き飛ばされた。その頃、アクアランド領内にある辺境の村、ココナツ村では・・・
「お兄ちゃん!ラルルの森に行くよ―!」
「待ってくれ―!」
妹が兄を村の出入口付近で呼んだ 。
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