運命の出会い

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「遅いよ、お兄ちゃん!」 「ハアハア・・・お・・・お前が早いっての・・・!」 兄の方は息を切らして妹に言った。 「とにかく、今日は木の実の採取を手伝ってね!前に大収穫ポイントを見つけたんだから!」 「はいはい・・・なら、早いとこ行こうぜ!ジャム作りをして母さんを喜ばすんだろ?」 「うん!」 彼女は笑顔で頷いた。 「じゃあ、木の実採取に出発!」 (やれやれ・・・上手く出来るのか?) 張り切る妹を他所に兄は不安を覚えた。そんな頃、吹き飛ばされ、アルフと離れ離れになったリペアは、ラルルの森の中にいた。 (アルフ・・・すぐにこの剣の持ち主達を探し出して・・・助けに行くね・・・) 彼女はそう心の中で呟いた後、気を失った。数分後・・・ 「お兄ちゃん!こっちだよ-!」 「張り切ると転ぶぞ!」 あの兄妹がやって来た。
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