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「わあっ!人が倒れてる!」
「何だって!?おい、大丈夫か!?」
兄はリペアの状態をみた。
「・・・大丈夫みたいだ・・・息はしてる・・・気を失ってるだけだ・・・」
「良かった・・・ジャム作りはやめにしてこの人を運ぼう!」
「そうした方が良いな・・・よし!お前はその剣を運べ、俺はこの人を運ぶから!」
「分かった!」
二人はラルルの森の近くにある小屋にリペアを運んで手当てをした。
「ん・・・此処は・・・?」
暫くしてリペアは目を覚ました。
「気が付いたんですね?良かった・・・」
側で見守っていた妹が声を掛けた。
「貴女は・・・?」
「私、マリル・アドレイヴ!宜しくね!」
妹、マリル・アドレイヴは挨拶をした。
「マリル、その人起きたのか?」
マリルが話をしてるのに気が付いた兄が声を掛けて来た。
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