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「分かった!」
ジェイスはそう頷き、炎の剣を握った。マリルは水の剣を握った。すると剣は二人の期待に答えるかのように、光を放った。
「喰らえ!炎斬衝!!」
ジェイスの放った炎の剣技が黒龍にダメージを与えた。
「水の尾よ、敵を縛れ!アクアテール!!」
水で出来た尾っぽが黒龍を縛り付けた。
「駆け巡れ!デルタレイ!!」
三人の連携攻撃に黒龍は逃げ出して行った。
「勝利!!」
「マリル!一度ココナツ村の様子を見に戻るぞ!母さんが心配だ・・・」
喜ぶマリルにジェイスが言った。
「はーい!」
「あの・・・私も一緒に行っても良いですか?」
リペアはおずおずとした様子でジェイスに聞いた。
「ああ・・・どうやら訳ありのようだし・・・良いぜ!」
「信用してくれて有難う・・・」
三人はココナツ村に向かった。
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