139人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
見事なノリツッコミを放って、満足な俺は取り敢えずリボン?をもう一度掴んでみた。
「わぁあ💦だから、これはダメだって!」
自称・神様の天使コス少年は、またわたわたと俺の手からリボン?を奪う。
何だか面白い。
「面白くないよぉ💦」
何故だか半泣きの少年。
「何故だかじゃないよ!もういい!!話進めちゃうから!!」
プンスカと怒るやつは、はじめてみたが取り敢えず話を聞こうと思う。
「取り敢えずなんだ…」
いきなり、何故落ち込んだ少年。
「……進まないから無視するよ?」
そう宣言されてから話されたのは、いわゆる転生物の小説と同じような物語だった。
主人公が神様のミスで死に、お詫びに異世界に転生させてやる…という感じのものだ。
勿論、ここでの主人公に当たるのは俺で、チートな力も望むならくれるそうだ。
最初のコメントを投稿しよう!