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ちなみに、俺が掴んでいたリボン?のようなものは、輪廻の輪の一端だったらしい。
そりゃあ必死になるわけだ。
下手したら、俺のように輪廻の輪から弾き出されるものが大勢出てきてしまう。
「取り敢えず、その異世界とやらの知識はくれ。
それから、その世界で最強の生物の倍以上の力も。
それから、神、お前と同等の能力もくれ。
またお前のミスで死にたくはない」
「うぇえ!?最後のはちょっと💧……あぁもう!わかった、わかりました!だから、そんなに睨まないで!!」
よし!粘り勝ち♪
「でも、天界には攻めてこないでね?」
「わかってる。お前のところには攻めたりしない。むしろ、お前のミスで死なないための予防策だ」
「あいたぁ~…」
はっきり言ってやると、やはり渋い顔をしている。
「まぁ、手っ取り早く信じてくれて助かったよ。とにかく、能力は向こうに着いたら発現するからね」
「了解した」
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