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砲弾騎士は人型機動機械兵という人型ロボットに乗って戦う。
砲弾は銃と違って巨大な弾を放つため人型ロボットが創られた。
リオバールが所持している人型ロボットは七体。
「砲弾騎士!人型機動機械兵に搭乗し、直ちに後ろへ配置につけ!」
前でホーリー大佐が指示を出している。
「銃騎士、騎士、体術、砲弾騎士の順に並べ!竜騎士は上空から攻めろ!」
竜騎士って言っても2人しかいないのに、大丈夫かよ…?
「ロイド、配置に付くぞ!」
「お、おう…」
騎士達は剣を左腰にさし、軍の防備服を着ている。
「全軍!すすめー!!」
ホーリー大佐の一声で、全軍が動き出す。
するとロイドはふと竜騎士達の方を見た。
が、竜騎士達はドラゴンの背中に乗って上空に飛んでいった。
あれが…竜………。
ロイドは初めて見るドラゴンの姿に圧倒されていた。
だが、ロイドの心の中には何かが引っ掛かっていた。
暫く歩いていると、大分前からナイリスクの軍勢が見えてきた。
「全軍、止まれー!」
「いよいよ戦争が始まるんだな…」
辺りは沈黙へと化した。
そして、ナイリスクの後方には巨大な竜が三体もいた。
そして、ナイリスクが全軍を率いてこちらに向かってきた。
すさまじい叫びとともに勢いを増していくナイリスク。
「よぉし!全軍!突撃ーーー!!!」
オオオオオォォォォ!!!
そして、
戦争が始まった。
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