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Chapter1
『手紙はキナ臭い色を湛えて』
GM:それでは早速始めましょう~
──ある日の朝
いつものように出社してきたアース社員たち。今日は新人のストラーダも交えた、試験的な業務が予定されていた。
……のだが。
珍しい事に、事務所のポストに手紙らしきものが投函されていた。
シュリア:「……手紙?珍し…依頼とかかな?」
ポストから手紙を取り出す
クリスプ:「おはようございます、みなさん」
手紙に気付き。
「おや、この手紙は誰宛ですかね?」
ストラーダ:ストラーダは手にたいまつを持って、それポストに突っ込もうとしている←
*随分と大胆な炙り出しである(違)
シュリア:「ちょ、何やってんのさ!?ダメだって!」
クリスプ:ストラーダを止めます。
「あのですな、手紙というのは宛先の人に活字で用を当てる物なので燃やす物ではありません」
ストラーダ:「しょうがない……」
ストラーダはたいまつの火を消した。
ライカ:「ふぅ…」家庭菜園中
GM:手紙の宛先は【アース社】とあり、どうやら会社宛に送られた手紙らしい。
手紙
『はじめましてぇ。
いきなり手紙なんか寄越してごめんなさいねぇ。ちょっと折り入ってあなた達に頼みたいことがあるんだけど、手が離せなくてねぇ。
だから紙面で失礼するわねぇ。
今日の20時に、同封した地図の、印の付いてる所に来てちょうだいなぁ。
待ってるわよぉ。
from
アルストロメリア=クレセント』
と、やたらまるまっちい字で書かれていた。
地図はどうやら、ダウンタウンの一角にある診療所を指しているようだ。
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