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エントランスのドアをくぐるとそこには桃色よりわずかに色素の薄い桜色の髪を胸上まで伸ばした女性が立っていた
「あ、イクス久しぶ「ちょっと来い!!」え、ちょ…なに?!」
こちらに挨拶をしようとした女性をとりあえず引っ張り、エレベーターに乗せては新人区画に連れて行き、自分の部屋に連れ込む
「な、なぁ…アリサ…今のって…」
「ま、まさか…」
後を追いかけた二人…アリサとコウタは目撃してしまった。
イクスが女性の手を引き、自室に連れ込んだのを。
もう一度言おう、あのイクスが女性を連れこんだ
しかも自室に。
エントランスでのあの彼らしからぬ慌てっぷり、自室に連れ込むという行動
これは二人の仲を疑うしかない。
二人の脳内には同じ単語が浮かんでいた
「「(まさか…恋人?!)」」
その時、エレベーターから見たことのない男性が出てくる
端から見たら怪しいコウタとアリサの行動には触れずその横を通り過ぎて行った
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