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バターンッ!!
突然イクスの部屋の扉が吹き飛び、それと共に先ほどイクスの部屋に入り込んでいった見知らぬ赤髪の男性がイクスの部屋の向かいにある壁に激突して壁を滑るようにずるずると座り込む
「…先輩。どうしてあんたも此処にいるんですか。」
その破壊されたドアの部屋から任務モードになったイクスと、先程イクスに連れ込まれた女性が出てきた
「イクスあのね、これは私が悪いの!だ、だから落ち着いて?」
「ねぇ先輩、答えてくださいよ。この俺が質問してるんですよ?」
完璧任務モードのイクスは赤髪の男性の顔を足で持ち上げて何故此処にいるのかと問う
「イクス…これにはワケがッ…!」
赤髪の男性はやや焦ったような声でイクスに声をかけようとするが、顔を持ち上げていた足で喉を圧迫されたため言葉が途切れる
「俺は質問に答えろと言ってるんですよ先輩?
早く答えないとシバきますよ?」
「ちょ、イクス落ち着けって!!」
さすがに止めなくては危ないと飛び出す
アリサもたまらず叫んだ
「そうですよ!いくら恋人を盗られたからって…」
「「は?」」
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