-はじまり-
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病院の寝室は退屈で、あの場所とは似るに似つかないほど静かだ。 だが、逆に守られている様なそんな安心感もある不思議な場所。 私はここから窓の外の雲が動く様子を観察しながら、夕方にやって来る彼をゆっくり流れる時間とともに待っている。 それは外の世界では感じることの出来ないほど長い長い時間の経過だった―
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