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小さい頃のレティはやんちゃだった。
いや、女の子だからお転婆か。
ティッシュは箱から全部出す。
固い物は何でもかじる。（これは歯が痒かったからである）
主人が友達の家にレティを連れていった。
車の後部座席で大人しくしていたが、もうすぐ着くという所でレティがちょこちょこと運転している主人の膝に乗ってきた。
「なぁんだ、レティ。俺がいいのか。」
主人は嬉しそうに言った。
その時
「あ～～～！」
主人がすっとんきょうな声を出した。
「なぁに？変な声出して。」
「だ、だって、こいつ……！」
主人は半べそかきながら言った。
「オシッコしやがった～～～」
なんとレティはオシッコが我慢できなかったらしい。
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