愛しのレティ

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気がつけばレティも13歳を過ぎた。 ドッグフードのドライタイプでは噛めなくなってきたので半なまタイプにした。 レティはそれをゆっくりゆっくり食べる。 歯も少なくなっているから食べにくいのだろう。 かと言って流動食には出来ない。 そんな事をしたらますますレティが弱ってしまう。 散歩も行けるだけ行こう。 ゆっくりでいいから。 私たちが何も言わなくてもレティは私の子供たちを見守ってくれた。 今、お兄ちゃんは小学校5年生。妹は小学校1年生。 お兄ちゃんはレティが1番お利口だと言う。 1番お利口で1番上品で1番綺麗だと。 子供たちは二人とも優しい子だ。 レティのお陰だね。 .
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