第一章 タイムマシーンに乗って

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 中に入ると、そこには一人分の椅子と一人分の食料が揃えられていたのさ。  もちろん、それをすべて用意してくれたのは、弥四郎の母だけ ど。ま、その事はおいといて。弥四郎は、一人のんびりと椅子に座り込んで説明書を読んでいるん だ。 「なるほど、ここで操作するん だ」  どうやら、説明書見ただけでわかったようだね。さすがは天才。って褒めてる場合じゃなかった。  彼は、ロボットのように操縦桿を捻って、周りの景色を動かし た。
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