第一章 タイムマシーンに乗って

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「こんな時にアイツの話するな よ」  不機嫌にそう言う弥四郎。それを見て、美理亜は悲しくなってくる。 「な、何でそんな顔をするんだ よ」 「ううん、何でもないの」  美理亜は否定したが。 「だけど」 「何でもないってば」  美理亜は思いっきり弥四郎の頬を殴った。あまりの出来事に、思わず言葉を失う弥四郎。二人の間には、不穏な空気が流れていた。
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