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飯田「ジャンプ!?今ジャンプって言った?!」
『え!?あ、ハイ…!?』
ものすごい勢いで1人の女子が迫ってくる。
平野「穂乃花ーたとえ趣味が違っても、渚君のこと殺しちゃだめだよ?」
飯田「そんなことしないわっ。」
ドガッ
最初に話しかけてきた方の女子が忠告した女子の腹に向かってけりを入れる。
蹴られた方の女子はかろうじてその足を受け止めた。
平野「危ないな~だから、穂乃花の攻撃パターンくらいもう分かってるってww」
飯田「うるさいっ!」
ドガッ
平野「いだっ!」
蹴りのポーズからひじ打ち…
見事なコンボ攻撃だな。
…じゃなくて!
もういいだろう…?
本当にラッキーに寄り添ってもらって眠りたいレベルだ…
てか殴られた子よく平気だな。
目測ではかなり強かったぞ…?
…一応心配しておいた方がイメージ良いのか?
『…大丈夫ですか?』
平野「あ、気にしなくて良いよ。いつものことだから…」
飯田「いつものことってなんだよ。」
平野「だからうち穂乃花に毎日蹴られてるかrちょ、たんまっ!今かまえないでよちょっときいt(ry
いだっ!」
床に座り込んでいた女子に容赦なく穂乃花とかいう女子のけりがふってくる。
…これがいつものこと…だとぅ!?
…なんか俺空手とか習っておいた方がいいのか…?
そこに毎度毎度止めている山岡先生が割って入ってきた。
山岡「はいはい、もう戻って、早くしないとチャイムがー…」
その時だった。
キーンコーンカーンコーン…
『あ…』
なんてありきたりな状況なんだ…!
全員「「おっしゃあああっ!」」
全員(1部は違うかもしれないが…)が声をそろえて歓喜する。
そら転校生の自己紹介だけで1時間終わったもんなぁ…
それはつまり。
山岡「…じゃあ2時間目は渚君にあなたたちが自己紹介する時間にします。それまで休憩。」
全員「「よっしゃあああ!」」
再び全員(省略)が声をそろえた。
生徒が次々に席を立ち俺の周囲を埋め尽くした。
あーだめだ。
このパターンは…!
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