プロローグ

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「中村さんっ!」 私の耳はまだ彼の声を覚えていた。 旧姓で私を呼ぶ人はもう周りにはいないけれど、彼が私を旧姓で呼ぶことに違和感はない。 振り向くとそこに笑顔の彼がいた―――――      
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