その肩書は女弁護士

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その肩書は女弁護士

…… それは その人との出会いから、色々に絡んで行ったのかも知れない。 その人…その女性は見るからにである。 容姿は、スラッとして、キリっとしている。 まるで隙が無く、男を寄せつけるオーラは全く無い…が、 いい女である。 顔立ちはどことなく品がある。 スレンダーで、肩迄伸びた髪はストレート、黒縁の眼鏡が威圧的である。 あれは小雪が気晴らしの?日課の?見回りの旅に出た時だった ユキヒロは何時もの見回りだろうと思っていたが… その時は不思議と、三日も家に戻らない。 だが、ユキヒロはこのまま家出して他の人に飼われてくれたらと… 密かには思っていたのである。
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