その肩書は女弁護士

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その女性が言う。 「いつも外を歩き廻るのはいいけど…車の通りも激しいから気を付けてくださいね」 …… 『それはどうも…』頭を掻きながら応える。 …… その女性は猫好きみたいであった。 「ニャンコちゃんのお名前は?」 ・・ん! 『あ、こゆきと言います』 照れながら応える。 ユキヒロは不思議に思った… この女性はどっから見ても隙が無い。 にも係わらず・・ 猫と話してる時は優しい眼差しで話し掛けるのだ。 人は可愛い物にはやはり弱いんだと思いながら… ユキヒロは頭に在った懸念をその女性に…ぶつけてみる。
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