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「そんなことより、美玲!
今日から私たち高校生だよ!?」
陽菜が何を言いたいかはなんとなく分かる。
何で、スッピンなのかって言いたいんだろう。
現に陽菜は、元から目がパッチリなのに、マスカラやらアイラインやらで余計にパッチリに見える。
長い陽菜の自慢の茶髪の髪は綺麗に巻かれている。
「…?
知っているけど?」
「知っているけど?じゃないよ!
高校生になったら一緒に化粧とか、オシャレとか楽しもうって言ったじゃん!」
確かに言っていた…
でも…
「私、うんって言った記憶ナイ…」
「そこは良~の!
まぁ美玲は化粧なんてしなくても美人サンだから良いけどさ…」
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