シルコト━━━

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「君が“イブ”?」 湖の淵で足を入れていると話しかけられた (アダムの声じゃない) 「誰?」 「俺に名前はないんだ」 「なんで?」 「親がいないから」 振り返ってみると、赤い瞳に銀髪のモノがいた 「私と同じね」 「君には神様がいるだろ?」 「親ではないわ」 湖の淵に座って足をばたつかした
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