第1章~ルージュノ赤ハ甘イ甘イ毒ノ色~

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「お兄ちゃん!」 「ゆかり。迎えに来てくれてたのか。」 「うん! さっきのって……奈美ちゃんだよね?」 「う、うん。 さっきたまたま会ったんだ。」 「そう…なんだ…。(嘘だ…お兄ちゃんは嘘ついてる…お話してたこと私聞いちゃったからホントの事知ってるのに。)」 「うん。 さっ帰ろ?雪も降ってきたし。」 希瑳弥はゆかりの手を握ると家の方へ歩きだした。
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