第1章~ルージュノ赤ハ甘イ甘イ毒ノ色~

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「ねぇ…お兄ちゃん…。」 「ん?なんだい?」 「お兄ちゃんは私を裏切ったりしないよね…?」 ゆかりは俯きぎみに希瑳弥に聞いてみた。 「当たり前だろ? 俺がゆかりを守ってやるからな。」 希瑳弥はゆかりの頭をそっと撫でた。 「ありがとう…お兄ちゃん。」 二人は仲良く手を繋ぎながら雪の中を歩いていったのだった。
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