3人が本棚に入れています
本棚に追加
2031年。
日本は以前から抱えた多大なる負債と、他国へと不信感から崩壊寸前となっていた。
以前経済大国として放っていた威圧感や、権限はどこかへと消え去り今までにない不況に沢山の会社は倒産。
間違いなく崩壊への一途を辿っていた。
それを救ったのが、当時37歳。
小さな研究所で新製品の開発に尽力していた我が父、楠崎智が独自に開発したロボット「RBXⅡ」。
RBXⅡは、元来のロボット意識を一掃させるような画期的なロボットで人間に近いその容姿と、命令に従順なことから世界中で大ヒットを記録。
またたくまに大発明家、楠崎智の名前は全世界に知られ日本の特別技術として世界へと発信していった。
最初のコメントを投稿しよう!