転校

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「ったく… 何なんだよ~」 悠は呆れて言う 倒れている一心を尻目に 「んー…まぁいっか…」 「学園はここから北に300m程か…」 そういいながら悠は歩く… 南に向かって… 30分程経って 「だからよー ほんとだって」 一心は言う 「あり得ないでしょ?  一心が一撃って…」そう疑うのは 図書館…通称アーカイバ 「だからー そうじゃなかったら遅刻しねぇし!」 「なになにー? なんかもめてんのー?♪」 『お前は黙ってろ!!』 2人は息を揃えて言う 「あっ ごめんごめん♪」 このちょっとふざけたような奴は 風谷 疾風(はやて) この3人は霊煌学園2-Aに通う仲良しトリオだ 「えー! 一心が一撃!? そんなのありか!?」 驚いた疾風は腰を抜かしそうになる 「それはみんなに言いふらさなきゃ♪」 「いや だから一心の付いた嘘だって   … 行っちゃった…」 「みんなー! 一心の事一撃で倒した奴がいるらしいよー!!」 疾風は学園内を走りながら噂を広めていく… 程なくして… [ねぇねぇ聞いたぁ?] [聞いた聞いたぁ] [一心の事倒しちゃう子のことでしょ?] 所変わって [4煌(よんこう)よりつよいこがいるの!?] [らしいね…この学園平気かな!?] [そんな奴俺が叩きのめしてやんよ…] [朱雀は黙ってて!] [うるせぇ]
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