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そんなある日、礼良にも好きな人ができたらしい。その人は1年の頃から噂で聞いてた。3年の先輩とヤったんだって。ませてんなオイ!!
あたしなんてまだ余裕でって余裕って意味分かんないけど処女だよ!!
まじで好きな奴のためにとっておいてるの。あたしが処女を捧げる人はどんな人かな。
「ねぇ!愛!聞いてる?」
「ん、あぁごめんごめん!で、何?どうすんの?告るのか~?」
少し茶化すように言う。
礼良は恥ずかしそうに
「うん…」
幸せそうだなこの野郎!!
そんな簡単に告れる事が羨ましいよ。あたしにはそんな度胸ないね。
「じゃあ、いつ?」
「どうしよー」
「放課後は?」
「じゃあ、そうしようかな」
「んじゃ決まり!」
ってこんなんあたしが決める事じゃないんだけど。なんか面白そうだし。フラれろ~♪
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