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「ジュード先生~次の患者さんです」
「うん通して」
様々な患者のカルテが置かれた机にジュードは座っていた。机には最低限の物しか置いていない。
「今日はどうしたんですか?」
「それがここの所、体調が悪くて」
「風邪かもしれないですけど、とりあえず診断しましょう」
ジュードは、イル・ファンで医師をやっていた。毎日様々な患者を診て1日が終わる。
「風邪ですね、二三日安静にしてください。お薬をだしておきますので」
「ありがとうジュード先生」
ジュードは、最後の患者を診て帰宅する準備をする。
「それじゃお先に失礼します」
「お疲れ様でした~」
ジュードは、自分が住んでいる寮に向かっていた。
「ん?アルヴィンの鳥だ」
ジュード達は、二年からアルヴィンの鳥を使って連絡を取っている。
「アルヴィンからか」
-ジュードへ-
やっとリーゼ・マクシアとエレンピオスが同盟を結んだよ、俺が柄もなく信用されちまった。今度イル・ファンに遊びに行くぜ、そん時は宜しくなジュード先生。
アルヴィンより
「リーゼ・マクシアとエレンピオスが同盟か…良かった」
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